Q.サンゴって動物?植物?
珊瑚是動物?還是植物?
A.
サンゴは枝のような形や、葉の形をしているものがいるので、一見植物のように見えますが、実は、餌を捕まえて食べたり産卵をしたりする、私たちと同じ動物です。

因為珊瑚的形狀, 有些像樹枝, 有些像樹葉, 所以乍看之下會以為是植物。但實際上, 珊瑚也會捕捉食物, 也會產卵, 和我們一樣都是動物
Q.サンゴにはどれくらい種類があるの?
珊瑚有多少種類?
A.
造礁サンゴの種類は、世界中で450種類以上といわれています。そのうち日本で見られるのは、約400種類です。沖縄から九州や四国、本州太平洋沿岸でも確認されていますが北へ行くほど種類数は減少していきます。沖縄県では約380種類のサンゴが存在しています。

造礁珊瑚在全球就已經有450多種。而在日本能看到的就有約400種。從沖繩至九州或四國、本洲太平洋沿岸都能看到,但越是北面,種類就會越來越少。在沖繩縣的珊瑚約有380種。
Q.サンゴには卵があるの?
珊瑚有卵嗎?
A.
サンゴには、雄と雌が別々の種類と雄と雌が同じ群体の中にある種類もいます。ハナヤサイサンゴの仲間は体内で受精して、幼生を体外に放出します。それが岩などにくっついて1~2年でようやく私たちが目にするサンゴの形に成長します。 多くのサンゴは年に1回、夏の満月の夜にそろって産卵します。数万個のピンク色の卵が海中から水面に向かって浮かび上がり、水面を漂う様子はとても神秘的です。

珊瑚有雄性和雌性分開的種類,也有同一個群體內同時有雄性雌性存在的種類。”Pocillopora”珊瑚是在體內受精,然後把幼體釋放出體外。之後會黏在岩石等上,經過1至2年才會成長到我們能看到的珊瑚形狀。很多珊瑚都是每年一次在夏季滿月的晚上同時產卵。數萬個粉紅色的卵會從海中浮上水面,在水面漂浮的景色充滿神秘感。
Q.サンゴは深い場所にも生息するの?
珊瑚棲息在很深的地方嗎?
A.
サンゴの体内には褐虫藻(かっちゅうそう)という植物プランクトンが生息しており、光合成を行ないます。光合成で得た栄養分をサンゴ本体に送っているため、基本的にサンゴは光が届く浅い水深に生息しています。

珊瑚的體內棲息著名為蟲黃藻的植物浮游生物,會進行光合作用。由於光合作用生成的養分會傳送給珊瑚本體,所以珊瑚基本上會棲息在水深較淺、光能傳達的地方。
Q.サンゴの白化現象ってなに?
什麼是珊瑚的白化現象?
A.
サンゴの白化現象はサンゴの体内に棲む褐虫藻を失うことで、サンゴ骨格である石灰質のみになってしまうことを指します。褐虫藻を失う原因としては、高水温・低水温・強すぎる光や紫外線・低塩分などが考えられています。白化直後のサンゴはまだ生きていますが、その状態が長く続くと、サンゴは褐虫藻からの栄養分等を受け取ることができなくなり、最終的には死んでしまいます。

珊瑚的白化現象是由於珊瑚失去了體內的蟲黃藻,導致只剩下珊瑚骨格的石灰質。失去蟲黃藻的原因有水溫太高或太低、太強的光和紫外線、鹽分過低等等。在白化後的珊瑚雖然仍然生存,但如果持續這個狀態的話,珊瑚就無法得到從蟲黃藻生產的養分等,最終導致死亡。
Q.サンゴの天敵は?
什麼是珊瑚的天敵?
A.
サンゴ礁にはサンゴを食べてしまう天敵がいます。
その代表格はオニヒトデという動物で、サンゴに覆い被さり、口から胃を出し、消化液をかけてサンゴを食べます。稀に大発生してサンゴを食べ尽くしてしまうこともあります。また、レイシガイダマシという貝もサンゴを食べることで有名です。

珊瑚礁存在著會吃珊瑚的天敵。最代表性的是魔鬼海星,牠會覆蓋珊瑚,從口伸出胃部而釋放消化液,把珊瑚吃掉。雖然少見,但也會有大爆發把珊瑚全部吃掉的情況。另外比較有名吃珊瑚的是名為蚵岩螺的貝類。